QNAPでダイナミックDNS(cron編)

QNAPのGUIでもダイナミックDNSのクライアントの設定はできるが、一覧にないサーバでダイナミックDNSをしたいときもある。

そのような場合はcrontabに直接設定してしまおう。

SSHでQNAPにログイン後、下記の設定ファイルに書き込めばよい。

ssh [QNAPのIPアドレス]

ログインは「admin」でおこないましょう。

vi /etc/config/crontab QNAP起動時に読み込まれる
vi /tmp/cron/crontabs QNAP起動中に読み込まれる。つまり上記のコピー。

上記両方のファイルに記述しておけば基本は問題ない。QNAPがアップデートや障害発生時に再起動などをした場合、/tmp/cron/crontabsだけに記載しておくとcronの設定が消えてしまう。

以下はno-ip.orgでの更新方法

0 0 * * * wget -q –no-check-certificate https://DynamicDNSサイトのユーザ名:パスワード@dynupdate.no-ip.com/nic/update?hostname=更新したいドメイン名

–no-check-certificate 証明書のチェックの警告は不要なのでいれておく。

-q 特に出力結果はいないので指定した

もちろん実際に下記のコマンドを打てば手動で実行結果も確認できる。

wget –no-check-certificate https://DynamicDNSサイトのユーザ名:パスワード@dynupdate.no-ip.com/nic/update?hostname=更新したいドメイン名